春先に続いて2回目の
支援活動で東北に行ってきました。
経済が回るため
「人」「物」「金」
が必要と言われていますが
物と金が変わらず
人が変わっている
という印象を受けました。
半年前と比べて
状況は変わっていないと感じました。
瓦礫の山は小さく少なくなっていました。
しかし、そこには建物はなく
生活が出来る環境ではない。
復興と言うまでには
まだまだ程遠いと感じました。
被災者のみなさんは
「がんばっている」
そうなんです。
がんばってるんです。
それでも変わらないところがあるから
「人」が苦しいほうへ変わっていってる。
そんな印象を受けました。
「がんばろう!!○○!!」
「取り戻そう!!○○!!」
という地名が入った横断幕が
街中にたくさん掲げてありました。
走っている車にも書かれていました。
日用品などの物資も全然足りていない。
普通に生活を営むことにも我慢がある。
それを我慢して頑張っている。
がんばるけど、地域のみなさんだけだは
解決できない大きな問題もある。
生活環境
経済状況
こういったものには
国のサポートや支援が必要。
前回も感じましたが
いち個人としての無力さを痛感する。
だけど、出会ったみなさんからは
心からの感謝の言葉をかけていただき
行くことの意味や意義を感じました。
行くことでの支援活動ではなく
それを伝えること。
情報が皆無になっている
被災地以外の地域。
そこに住まわれる方々に伝え
何かしらのアクションにつながる
きっかけを作ること。
2日目に伺った
南三陸町の泊浜地域の会長さん。
「国はなにもしてくれない」
「メディアも報道してくれない」
「苦しく辛い中でもがんばっている」
そんな話をしてくださいました。
「今回見てもらったものを、伝えてほしい」
そうお願いをされました。
伝えることで、何かしらの力を生み出すことが
必ず出来ると信じている。
伝えることしか出来ないかもしれないけど
伝えることは出来る。
同じ日本という家に住む家族が
本当に苦しくしんどい思いをしている
そんな今だからこそ
自分が出来ることを。
こうした活動に賛否両論はあると思います。
自己満足でやっている
偽善活動だ
そんな言葉を被災者ではない方に
もらったことも以前はありました。
それでも現地の仲間の話を聞き
現地に実際に行ってみたからこそ
知ることが出来ることもあるし
というか
行かなきゃわからない。
行ってみて、そう思えるのであれば
それはそれでいいと思うんです。
行かなくてもそう思っている人は
それでいいと思うんです。
個々の価値観であるし
個々の解釈でもあるから。
現地の状況は
予想を上回るほどの環境です。
完全な復興までどれくらいかかるんだろう?
物、金がしっかり動き出すまで
どれくらいの時間がいるんだろう?
その中で「人」はどれだけ耐えれば
本当の意味で元気になれるんだろう?
人がどう思おうが
長期的なサポートは続けていく。
本当の意味で復興できるまで。
こうした活動を通して
生きるということの意味を
考えさせられるし
生きていることに対しての
かけがえのない意義を感じる。
現地の方とのふれあいの中で
人として成長させてもらえるような
大きなものを受け取っているように
感じています。
まとまりがない文章ですみません。
まだまだ感情の整理がついてない感じです。
でもこの思いを書き綴っておこうと思って。
自分に出来ること。
現地の方との約束。
現地の仲間との約束。
伝えること。
それをしっかりと果たしたいと思います。
微力じゃけど、無力じゃないで。
がんばろう!東北!
りょうき
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