vol.1235
大きなくくりで考える
ヘルスケア産業
国民の健康・医療に関する
包括的な意味合いを持つもの。
そう解釈しています。
経済産業省
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/index.html
健康・医療戦略推進本部
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/index.html
現場レベルで考えると
健康寿命延伸を目的とした
QOLの向上に関わる業態。
フィットネス
医療・治療
スポーツ
健康関連機器
介護・福祉
栄養・食事
などなど、これら
多くの産業が関係してくると
考えています。
そこから最近とても感じることを
私的な視点で好き勝手に書いちゃいますが
許してください。
個人的には、危機感を感じています。
まだ、自分が運動指導者として
駆け出しだった20年前。
運動と医療はくっきりと
線引きがしてあったと思う。
だけど、今はその境界線が
なんとなくゆるくなってしまっていて
運動指導者が治療テクニックに憧れる
医療従事者がスポーツ現場に憧れる
こんなことが起きていて
職業としての本質的な
社会的役割を見失っている
そんな風に感じています。
理学療法を学んでいる学生さんと話すと
「病院での就職は考えていません」
運動指導を学んでいる学生さんと話すと
「病院に就職をしたいんです」
こんなことが実際に起きている
何が原因で、何がきっかけなのか
それはわからないけど
実際に起きている。
運動と医療。
この両方の領域が広がっていることは
現場にいて実感している。
それぞれが重なり合ってきているのも
現場にいて実感している。
だから。 いいか、わるいか
それはわからないけど
運動指導者であるトレーナーが
理学療法を学んでます!
って、自信満々にアピールしてたりして。
そうやって言ったところで
それは治療のテクニックであり
運動指導の現場では意味をなさない。
知識としてもっておくことは
とてもいいことだし大切なこと。
だけど、逆を言えば
自分は運動指導の知識と技術に
自信がないんで、理学療法を学んで
それを活用しサポートしている
運動指導者(トレーナー)です!
なんて言ってるみたいなもん。
んでもって、それを元にして
クライアントさんの体を
触りまくって、治療類似行為を行う。
運動は、あくまでも自分で自分の体を
動かす事であって、動かされることじゃない。
クライアントさんの体を誘導して
動かしまくっていて、運動と言う。
本末転倒。
治療行為をしたいのであれば
医療国家資格を取得して
医療現場に立てばいい。
運動指導者としての
本質的な役割と責任を
見失わず
目の前のクライアントさんへ
最大最幸のサポートをすればいい。
それぞれの職業は
それぞれに職域があって
それぞれにやりがいがあって
社会的な役割も責任も違う。
隣の芝生が青くみえることは
当然、どんなところでも起こりうる
自分が何をしたいのか?
どんな方法でこの産業に
関わっていたいのか?
それをしっかり考えて
その役割と責任を果たせる形を創り
その分野で突き詰めていけばいい。
運動指導者は運動指導を
突き詰めてプロフェッショナルに
なっていけばいい。
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職業の本質を高めずに
理論武装をしたところで
張りぼてでしかない。
話があちこち行き過ぎて
まとまらなくなってきたので
この辺にしときます。
何が言いたかったかっていうと
自分が何屋さんで
何のプロフェッショナルであるのか
その原点をもう一回見つめてもらって
運動指導者としての社会的地位と役割を
もっともっと高め、拡げていこうぜ!
んでもって、元気な人があふれてる
そんな社会を創造していこう!
そんなことが言いたかったんです。
私的な考えをずらずらと書きました。
偏った視点かもしれませんけど。
自分は運動指導者として
トレーナーとしてプライドを持ち
覚悟と決意をもって
クライアントさんに接しています。
本質を育み、一緒に成長しましょう!
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本質を捉えた、本物の指導者を育成し
運動指導者の社会的地位を向上する。
クリエクト指導者育成事業部
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