こんにちは!
コア×コアトレーナーのたまいです。
今回はご紹介いただき来店されたHさんに
ついてお話していこうと思います。
半年前ほどから聞き手側の肩から腕から
親指・人差し指・中指の辺りまで痺れが出始め、
腕を挙げるたびに違和感が出てきたそうです。
Hさんは製造業で塗装ガンという
塗装するための道具を使って
一日中作業をされるそうです。
塗装ガン自体の重さは約1㎏ほどあるようで、
数秒~数分だとそこまで堪えませんが、
数時間も持って作業をすると想像すると
肩や腕にはかなりの負荷がかかるのが
安易に想像できます。
Hさんの【姿勢】と【動き方】をチェックすると、
下記のようなことが見えてきました。
◆肩甲骨が胸郭(ろっ骨+背骨)上の正しい位置におらず、ずれている。
◆胸郭の骨の配列が崩れて、肩をスムーズに動かしにくくしている。
◆呼吸を行う際に横隔膜の動きが出にくい。
こういった状態になると、
起こりうる症状として代表的なのは
『胸郭出口症候群』です。
胸郭出口症候群とは、
首から出て腕にかけて走行している
神経の束、腕神経叢(わんしんけいそう)が
圧迫されることによって起こる症状のことです。
肩周辺の神経はいっぱいあるので、
肩甲上神経の画像をみてみましょう。
画像の青くなっている部分が肩甲上神経です。
(見えにくくてすみません(*_*;)
Hさんの場合、
いわゆる猫背姿勢プラス肩関節を
内旋といって、肩の関節を内に
ひねっている状態が定着してしまい、
その間違った姿勢と間違った動き方が悪さをして、
痺れや違和感に繋がった可能性があります。
Hさんには主に、
①全身のバランスを整える
②胸郭を中心に骨の配列を整える
③横隔膜の活性化
を行いました。
エクササイズ後は痺れが
10あったものは0になり、
違和感は10あったものが3になりました。
以前整体を受けた際には、
10あったものが7まで減ったが
翌日には元に戻ってしまったようです。
レッスンから3日経ちましたが、
痺れは0のまま、
違和感は仕事をすると5くらいだと
いうご報告をいただいております。
ほぐすだけではなく、
姿勢を良い位置に安定させるためには、
やはり体を動かすことが必須ということですね。
痛くても、つらくても
仕事をしないといけない環境で
いかに工夫するか?
コア×コアではその方の
ライフスタイルに合わせて、
不調が解決する宿題をお伝えします。
(Hさんには仕事の合間に行う運動をお伝えしました。)
もしあなたが肩から腕から指先までの
しびれに悩んでいるようでしたら、
お力になります!
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