8月6日。
広島にとって特別な1日でした。
43年ぶりに雨の原爆慰霊祭だったようです。
そして今日、8月9日。
長崎にとって特別な1日。
尊敬できる方が、小学校の先生をしていて
平和学習として原爆のことをたくさん勉強して
子どもたちに伝え広めているそうです。
その方いわく、原爆投下によって起きた現実は
まだまだ知らされていないことも多くあったりすると。
そのことをもっと学んで、もっと多くの子どもたちに
学んでもらい、二度と同じことが起きないようにと
草の根をわける活動をしています。
終戦間近のこの時期は、日本国内全体に
激しい空爆が行われていたということ。
だから、広島や長崎だけが特別ではないと思うんだけど
それでも人類史上、他にない
原爆投下を受けた
たけはらのおじいちゃんが広島で被爆しました。
被爆三世としての自分。
おじいちゃんは、はだしのゲンのように塀の陰にいて
直接的な被爆を回避できたと聞きました。
その影響もあって、体はずっと弱く少し病気がちでした。
それでも戦後の混乱の中を必死に生き抜いてきてくれて。
だからこそ、今自分の「生」がココにある。
他界して15年くらいが経つんですけど
あまり多くを語らなかったおじいちゃんの
抱えていた心のうちが今なら少しだけわかるような
そんな気がします。
こうして
受け継がれた
「生」を
どう使い切るのか?
それは、自分の使命であると感じています。
命の炎を燃やし続け、必死に生き、家族を守る。
今でもこの地球上で戦争や紛争が起きてて
太平洋戦争の経験がいかされていない事実。
その事実を知らなかったり
時間が経てば記憶は薄れていったり
悲しい思いをするところがありますが
自分は今できる命を燃やし続けることを。
この時代に
生を受けて生きている
この事実をどう解釈し
どう命を使い切るか
毎年、この時期に強く考えます。
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