今日はパーソナルセッションが2本ありました。
そのうちの1本は競技をされているクライアントさんなんですが、最初ストレッチポールにうまく乗れないほど、がっちりがちがちアウター状態だったんです。
そこから、とにかく緩めることを目的にホームワークを継続しながら月1回セッションを行ってきました。
今日で3回目のセッションだったのですが、明らかにポールオンした状態が違ってきていて、おろどろきました。
呼吸エクササイズも、アウター優位すぎて腹圧の意識的なコントロールが出来ずにいたんです。
それが今日はなんと、呼吸までうまくいっている。
軸回旋エクササイズも、前回と比較してすごくうまく出来るようになってきていました。
仰臥位エクササイズはまだもう一息といった感じでしたが、以前に比べて安定感が違っていました。
スタビライズ能力が高まってきている様子が伺えたので、今日はコーディネーションまで実施してみました。
まだ身体の使い方は、うまくいかない様子で悔しそうでしたが、次回までの課題ということでホームワークに加えることにしました。
セッションを行うようになり、練習前と家でのコアコンディショニングを取り入れるようになって、明らかに競技パフォーマンスが変わってきたようです。
身体の軽さ、安定感、操作性、力の連動などなど。
ご本人の感覚の中のものを言葉にして色々と伝えてくださいます。
なぜ、そのような反応が出てきて、身体が変わっていくのか?そこに発育発達理論を落とすと、腑に落ちるようです。
競技者にとって、机上の理論も大切ですが、自分自身の身体での体感で学ぶことが何よりも重要な感覚であり、一番信頼できるものになります。
それを引き出す事を最大の目標にセッションを行っていますが、それを感じ取ってくれるから、こちらもやりがいがおおいにあります。
持てるポテンシャルはまだまだ深いと感じています。
そこを引き出していけるように、しっかりとサポートしていきたいと思います。
この間、3人目のお子さんが産まれたということで、あと20年は頑張って競技を続けていかなきゃいけんって言われていました。
パフォーマンスとフィジカルの維持が出来るようにしていきたいと思います。
ぼくも間もなくジュニアが出てきます。
そのためにも自分自身しっかりがんばらないといけんと最近きばっております。
競技者のサポートは結果につなげてなんぼ。
明確な数字、結果が全てではないけど、体感を引き出し、感覚を高めていき、ケガの予防につなげることで貢献できるコンディショニングトレーナーとして頑張ろう!
りょうき
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