こんばんは~
あっという間の1週間。
多くの方のサポートをしてきましたが
今回のクライアントさんは、未来膨らむ
夢多きテニスのジュニアアスリート
中学2年生のRちゃん。
全国大会でも好成績を残していて
かなりのハイパフォーマンス
それなのに、春先から故障に悩まされていて
治療家の仲間より、紹介してもらって来店されました。
肩を痛めて、それから肘を痛めて
今は肘の痛みが大きくて悩んでいました。
夏前くらいから肘の痛みを訴えていたんだけど
夏休み中は試合の連戦で、休ませる時間もなく
酷使した結果、疲労骨折
に繋がっちゃいました
対処療法で、治療を施していたみたいですけど
それも思ったような成果が出ずに、ごまかしごまかしで
続けてきた結果が、こうした長い期間戦列を離れなきゃ
いけないような症状を引き起こしちゃいました
肩や肘を痛めている場合。
その多くの原因が体幹に潜んでいると
考えられるケースは少なくなく。
今回のRちゃんも例外ではなかったです。
肩甲骨の動きが悪い
肋骨の動きが悪い
骨盤周囲の安定性が低い
股関節の可動性と安定性が低い
こうした要因が見つかりました
この中でも、骨盤周囲の安定性の低さ
が、とても大きな要因になっているようで
まずはココからしっかり改善していくことになりました。
なんでかっていうと。
腹筋などの働きの低下
骨盤周りが不安定になる
股関節の位置がずれる
股関節の動きが硬くなる
肋骨周囲が硬くなる
肩甲骨が硬くなる
肩に負担がかかり痛みが出る
肩をかばうように肘に痛みが出る
というような流れです
全ての歯車が少しずつずれていってしまい
結果として肘に対しての負担が大きくなって
そこが悲鳴をあげてしまったわけです。
単なる使いすぎ(オーバーユース)で片付けられる
そんな状態でなくって。
安静にして休んでいたら、当然痛みは引いてくる
治った~
って言って、テニスを再開すれば、また同じ悩みに
遭遇してしまって、また休まないといけなくなる
中学3年間
高校3年間
って、本当に大切。
自分自身もジュニアアスリートとして
春夏秋と全国大会に出場しましたけど
この期間は一生の中でも、何も考えずに
大好きなことに熱中できる時期なんですよね。
それが、ケガが要因になって熱中できないなんて
ぜったいにあってはならんことだと
今回のRちゃんは、今まさにそんな状態。
トレーナーとして、ケガをする前に出会い
ケガを経験させないように、ハイパフォーマンスを
叩き出せるようなサポートができればと。
体の痛みに悩む、小中高生たち。
自分たちの本来の役割は
障害予防
であるはずなのに。
悔しい思いがこみ上げてきます。
なんとしても、こうしたジュニアアスリートたちを
減らしていきたい、なくしていきたい
そんな風に思います。
あ
、熱くなりすぎました。笑
で、Rちゃんは、色々コアトレーニングを
実践してみましたが、どれもこれも
ほっとんどできないのぉ~~笑
自分の体を想ったように動かせるだけの
ベースとなる機能が働いてなく
応用性のある能力だけでテニスをしている
逆を言えば
そんな状態で
国内でもトップに食い込んでる
わけですよね。
このケガをした期間を逆手にとって
再発予防はもちろん、新たなケガをしないように
体の土台をしっかり創ること。
それから、パフォーマンスに直結するような
体の機能と能力を高めていくこと
その考え方の記事はコチラ
まずは、腹筋など骨盤周りをしっかり安定させ
固定力を高めていくことが絶対的に必要
ホームワークとしてがっつりやってきてって
約束したんで、次回のセッションはばっちり
な、はず
小中高生のお子さまのいらっしゃるみなさん。
しっかりと体のベースを創っておかないと
熱中することさえ、できなくなってしまいます。
目の前にいらっしゃるお子さん。
体の土台はしっかりできていますか
今、この瞬間だけでなく
長い人生としても考えてもらって
今しかできないこと
今やっておくべきこと
技術だけではなく、体の状態にも目を向けてください。
Rちゃんは、たけはらと出会ったので
最強になってもらいます笑
コメント