vol.1161
こんにちは~
今日は少し気温が高いのかな~
あんまり寒くないですね
今日は専門家向けにちょっと書いてみます
トレーナーとして、ヒトの体は全身運動で
日常生活を送っている、ということを
頭に置いておく必要があります。
一部分の動きが、どのように全体に運動として
波及していき、連動・連鎖しているのかを
熟知しておいて、目の前にいる方の
問題点を解決していくことが重要。
例えば、骨の動きの繋がりを考えた時に。
骨盤で考えてみましょう。
この骨盤を箱としての動きが
どのような動き方があるのか
それに伴う、股関節と腰椎の動き
そして、骨盤内部の骨の動きのつながり。
そこから全身に波及する骨連鎖という
運動の連鎖を理解することが大切。
骨盤の箱としての動き方は
前傾
後傾
右傾斜
左傾斜
右回旋
左回旋
という6つの動き方がある。
これを3つの運動面、3つの運動軸で
平面的ではなく、3面3軸という視点。
立体的・3次元に捉える。
ヒトは2次元で動いているわけではなく
3次元で立体的に動いているわけであって
複合された動きを頭の中でしっかり捉えること。
骨盤が前傾した時には
股関節と腰椎はどのような動きなるのか?
それが
加重時(CKC)
非加重時(OKC)
という環境の違いによって
動きのつながりにどんな違いがあるのか
機能解剖学を基礎学問として捉えたときに
日本地図を覚えるように骨や筋肉の配置と
どこからどこまでついているのか
を把握することが基礎。
それを立体的に厚みあるものとして
重なり・動きの方向(全体と細部と局所)
を把握することが基本。
基礎は自分自身でしっかり頭に叩き込むこと。
基本は誰かに教わることをしなければ難しい。
骨盤前傾
股関節屈曲
腰椎伸展(前弯)
ちゃんと整理して考えると
当たり前のことなんだけど
それを当たり前のように、クライアントさんに
対峙しているときに、瞬時にでてくるのか
活用できているというのはこういうこと。
まずはその点をしっかりと抑えていくことが
はじめの一歩になると思います。
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