こんにちは!コンディショニングトレーナーの平野です。
上体起こしのような腹筋のトレーニング。実はスムーズに動ける体を作るうえでは、やらない方がいいんです。
目的によっては、腹筋運動はやめた方がいい場合もあります。
腹筋運動について
上体起こしのような腹筋の運動は腹直筋を鍛えるものになります。
『腹直筋を鍛える』だけの目的であれば、腹筋トレーニングは有効です。
しかし、日常生活を快適に送るために、動きやすい体を手に入れるために行うトレーニングとしては適切ではありません。
腰痛改善に腹筋運動はNG
腰痛を治したくて、お腹の筋肉を鍛えるために腹筋のトレーニングをしています!という方はいませんか?
実はそれ、NGなんです。
腹直筋の働きは、体幹を曲げ、骨盤を後ろに傾けます。
骨盤を後ろに傾ける働きをすると、仙腸関節という、骨盤と背骨をつないでいる関節がゆるくなります。
仙腸関節がゆるむと、腰痛を悪化させてしまう恐れがあります😱
腰痛を治したくて腹筋のトレーニングをしていたのに、実は腰痛を悪化させていたなんて怖すぎますよね。
おわりに
腰痛改善のためには腹直筋を鍛えるのではなく、インナーユニットを活性化させることが大切です。
あくまで一つの筋肉だけ鍛えるのではなく、全身を上手に動かして日常のクセをなくすことで不調は改善しやすくなります。
トレーニングをする目的が何か。すごく大事なことです!
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