<a href="https://www.photo-ac.com/profile/430898">akizou</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真
こんにちは!コンディショニングトレーナーの平野です。
首は頭の重さ(体重の役10%と言われています)を支えています。
最近ではスマホ首などと言われるように生活スタイルの変化により首こりが気になる方が増えています。
首こりは骨の配列が崩れることで首周りの筋肉が凝り固まることが多いです。今回は首の骨の配列の崩れやすいパターンを見てみましょう。
首の骨の正常パターン
首の骨(頸椎)は、上から7個並んでいます。
これらが写真のように前弯しながら並んでいるのが正常な頸椎のパターンです。
正常パターンの簡単チェック方法
床に仰向けに寝て、首の隙間に手の指を床と垂直方向に入れてみてください。
何本指が入りますか?
✔指2本(人差し指と中指)分ぴったりであれば、ほぼほぼ正常です!
✔それ以上orそれ以下は頸椎の配列が崩れている可能性が高いです⚡
正常パターンでなかった方は、首こりになりやすいです。
首こりが起こりやすいパターン
よくある頸椎の配列の不良パターンは主に2つあります。
クロスシンドローム(上位交差症候群)
頸椎7個には上からC1~C7という番号がついています。
クロスシンドロームはC1、C2、C3の前弯(反り具合)が大きくなって、
C4、C5、C6が曲がっている状態です。
背中が丸くて頭が前に出ている方に多いパターンです。
ストレートネック
頸椎は本来、前弯していますが、何らかの理由でこの前弯がなくなってしまうことがストレートネックです。その名の通り、首の骨がまっすぐなんです。
頭を前や後ろに倒した時、ガラケーのようにパタッと倒れて、え、それ折れてない??みたいな状態だと極度のストレートネックです。
おわりに
首こりになりやすい人は、頸椎の配列が崩れている人です。
頸椎の状態は、胸周りの骨(胸骨や肋骨など)の骨の配列に関わっているため、猫背の人や、呼吸が浅い人なんかも首こりになりやすいです。
普段、パソコンやスマホを触る時に、頭が前に出ないように、少しお腹に力を入れるような意識をしてみてください。それだけも違います!
骨の配列は日常生活の姿勢や癖によって作られるので、できること、できる運動からやってみましょう!
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