こんにちは!コンディショニングトレーナーの平野です。
扁平足は骨や筋肉の状態が崩れることによって起こります。
大人はもちろん、最近では子どもにも多いですが、扁平足のままスポーツをしてしまうとケガにつながります。
今回は具体的にどのような影響が体にあるのか、見ていきましょう。
扁平足とは
通常、人の足底にはアーチがありますが、扁平足はそのアーチがありません。
プールサイドなどで、足跡がべちゃっと全部ついていると扁平足です。
アーチがないということは、舟状骨という骨がさがっている状態です。
※写真は右足の舟状骨
扁平足になる原因
扁平足が起こる原因は様々あります。
例えば
・足部そのものの骨の配列が発育発達の段階で作られていない
・足部の筋肉が弱くなり舟状骨を引き上げられない
・足部以外の股関節や上半身が崩れてバランスをとるために扁平足になっている
などです。起こる原因は様々ですが、結果として扁平足になっており、足の筋肉は弱くなっている傾向にあります。
体への影響
扁平足による体への影響は主に痛みが起こる場合と、他の骨への影響と2つあります。代表的なものを例に出して見ていきます。
足底の痛み
そもそも足底のアーチは体重がかかる衝撃の吸収をしてくれます。
クッションのように働いて筋肉や骨に直接衝撃がかからないようになっています。
そのアーチがないということは、衝撃が吸収できないため、筋肉や骨に衝撃が加わってしまいます。
それでも衝撃に耐えなければいけないため、足底の筋肉はガチガチに固まって体を守ろうとします。固まった筋肉はいずれ炎症を起こして痛みとなります。これが『足底筋膜炎』です。
他の骨への影響
舟状骨が下がって足部の骨の配列が崩れると、体のバランスは崩れます。
人は二本足で立っているため、バランスが崩れると立てなくなってしまいます。そのため、他でバランスをとろうと、股関節や背骨など、他の骨も一緒に歪みます。
おわりに
扁平足は骨の異常であるため、残念ながら体にとっていいことではありません…。
そんな扁平足は運動で改善することができます。
扁平足で悩んでいる方、体のバランスや不調で悩む方、気になる方はぜひお問い合わせください😄
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