こんにちは!コンディショニングトレーナーの平野です。
肩こりや四十肩にも大きく影響する肩甲骨。肩甲骨の位置がずれている方は多くいます。
正しい肩甲骨の位置を知りましょう!
肩甲骨
肩甲骨はこのようについています。写真は右の肩甲骨です。
●肩甲骨の上の角が、胸椎(胸の裏の背骨)の上から2番目と同じ高さ
●背骨から肩甲骨の内側までが指3~4本分
これが正しい肩甲骨の位置です。
しかし、ここで注意してほしいのが、肩甲骨の位置は胸郭(肋骨、胸椎、胸骨)に大きく影響されるということ。
つまり、肩甲骨のずれは胸郭のずれからきている可能性が高いということです。
肩甲骨周りの筋肉
肩甲骨を正しい位置で保ち、動かすために大きくかかわる筋肉が4つあります。
僧帽筋・前鋸筋・菱形筋・小胸筋
この4つです。これらは協調して働きながら肩甲骨をバランスよく動かします。
そのため、どれか一つでも弱い筋肉があると、バランスが崩れます。
よくある崩れたパターン
上半身、肩回りは特にパソコン、スマホの影響を受けやすいので、似たようなアライメント(骨の配列・位置)不良が起きます。
外に広がり、下がっているパターン
いわゆる猫背の方に多く見られます。肩が内に入ることで肩甲骨は外に外に引っ張られて、同時に下に下がります。なで肩の人は特に肩甲骨が落ちています。
左右のアンバランス
正しい位置は、背骨から肩甲骨の内側までが指3~4本分ですが、右は3本分、左は6本分なんてことも。肩甲骨の位置が違うことで、肩の広さが左右で違ったり、腕の長さが違うこともあります。
おわりに
今回は肩甲骨について見ていきました。
肩甲骨はがしが最近では流行っていますが、それが効果的でいい方もいれば、逆効果になってしまう場合もあります。
自分の体はどういう状態なのか、肩回りのだるさをとるにはどんな方法が合っているのか、知ることが大切です😊
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